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【必読】ドッグフードの闇

ペット業界のドッグフードは闇があります。

 

最初に結論を申します。

ペットショップに取扱いのあるフードの多くは添加物入りでワンちゃんの健康を願ったフードとは言えません

また、獣医師推奨のフード(ロイヤルカナン、ヒルズサイエンスダイエット)も同様で与えるべきフードではありません。

そして、”国産=安心ではなく”国産=低コスト重視で粗悪が多い

と認識して頂く必要がございます。

 

フード選びにおいては安易に選んでいるとワンちゃんを苦しめる事になってしまうのです。

ペットショップ&獣医推奨フードがダメな理由

 

ペットショップ、病院、ドラッグストア、ホームセンター、スーパーなどに売られている商品は大量生産フードです。

原価を徹底的に抑える設計になっています。

 

その結果、トウモロコシ・小麦グルテン・副産物(ミール類) が主原料。

犬本来は肉食です。ですが流通しているフードは原材料がお肉より穀物の方が量が多いです。

下記、コーンから順に多い順に記載されています。

種類によってはお肉が7番目など全然入っていないものもあります。

(上記:ロイヤルカナン、成犬トイプードル専用フードの原材料)

 

【穀物を日常的に与えるのが良くない理由】

 

まず犬は消化が苦手です。

犬にとって消化に良くないので腸に負担が掛かります。

 

また、動物性タンパク質が少ないので吸収率も悪いのです。

筋肉・皮膚・被毛・免疫が下がりやすくなります。

 

穀物過多フードでよくあるトラブル

・軟便・下痢・ガス(腸内で発酵する)

・涙やけ(代謝しきれない糖質が体に負担)

・肥満(エネルギーが糖質中心になりやすい)

・食物アレルギー(特に小麦・トウモロコシは代表的なアレルゲン)

 

栄養というより「製造コスト」に基づいた配合がされています。

○○用と記載されているのも栄養を考えると矛盾した原材料ばかりです。

あくまで○○用はマーケティング戦略で過ぎません。

 

例えば、ダイエット用は別にダイエットに向いている訳ではありません。

ただ、カロリーを落としているだけです。

 

必要以上に脂質を抑えたり栄養素を削って作っているものが殆どです。

脂質を落としてカロリーオフは出来ても高糖質になので結果太る上に栄養不足

 

香川県民なら分かりやすいと思いますが、うどんはカロリー自体はそんなに高くありません。

でもうどんは糖質が高いのでうどんばかり食べてると太りやすくなりますよね。

それと同じです。ダイエットの為にうどんを毎日食べようと思う人はいないはずです。

 

 人工添加物の多用

 

・大量に作る → 長期保存が必要 → 人工保存料・酸化防止剤・着色料・香料に頼る。

・「美味しそうに見せる色」「食いつきをよくする香料」=犬に不要どころか有害のリスク。

 

 原材料の質が不透明

 

・表示は「肉類」「穀類」といった大分類でOKなので、動物性油脂(何の動物の油か不明)という表記があるフードも多いです。

実際は 何の肉か分からない副産物(くちばし・羽・骨など) が使われる。

・安価に仕入れられる レンダリング副産物(通常食べない用な部位)を大量利用。

・ヒューマングレード(人が食べられる原料)とは程遠い。

 

 栄養バランスよりも「最低限の生存」

 

日本の国産フードは栄養基準(AAFCOやFEDIAF)の法的義務がない。

・大量生産フードは「死なない程度の最低限の栄養」を満たすことが目的。

・本当に犬の健康寿命を考えた「栄養最適化」とはかけ離れている。

 

国産フードは食品ではなく「雑貨」扱いです。

その為、欧米のような製造に厳しい基準はありません。

ですから、粗悪なフードが大量に流通してしまっているのです。

獣医推奨の療法食も?

(ヒルズ サイエンスダイエット 消化ケア)

消化ケアなのに、トウモロコシをが主原料。

トウモロコシは、消化に時間がかかり消化不良やガス・便の悪臭に繋がりやすい

また、アレルギーリスクの高いものでもあり消化ケアと謳っていて矛盾しています。

 

ロイヤルカナンやヒルズのフードのにおいを嗅いでみてください。

臭いと思うはずです。袋を貫通して臭いますよね。

本来捨てるような肉を使っているフードなので臭いと思うのは当然です。

 

そんなフードを与えているとワンちゃんに湿疹が出来たり消化不良を起こします。

うんちの回数も多い傾向になります。

それは栄養の吸収が出来ていないからなのです。

 

「信頼する獣医師さんが勧めてくれたから」

「先生がこれが良いと言うから」

 

という理由で与えている人が多いと思います。

しかし、獣医師さんは「病気の専門家」ではありますが必ずしも「栄養の専門家」ではないんです。

先生も療法食を販売するのがビジネスなのです。

販売するとマージンが貰えるからです。

 

わざわざプレミアムフードを提案するより病気別でこういうフードがありますからこれ与えといてください。

と言えば簡単に売れる上にマージンも貰えるので他のフードを売る理由が無くなります。

 

本当に良いフードであるのであれば、どこのお店の同じものを置くと思います。

獣医師推奨という肩書ほど効力のあるものはないからです。

 

多くのトリミングサロンが上述のフードを取り扱わない理由が良くないフードである事実を知っていて嘘をついてまで販売する気にならないからです。

 

療法食は総合栄養食ではないのでずっと与えていると当然栄養が不足します。

人で言うと毎日、入院時のご飯を食べているような感じです。

病気の時は何をあげたらいいのか?

例えば、尿路結石のワンちゃんは療法食を与えなくても比較的簡単にpHの調整が可能です。

水分多めの+尿のpHをコントロール出来る食べ物を与えたりする事で改善しやすいです。

また、尿のpHチェッカーなどを購入すれば家でも簡単に検査可能です。

 

それぞれ病気に適した食材は存在するのでワンちゃんの状態に合わせて与える事が大事なのです。

 

療法食は大体3kg 10,000円弱くらいします。

1kg 3,000円クラスのフードとなるとプレミアムフードになるので高品質なフードを与えてあげる事が出来ます。

あなたはどちらの選択肢を選びますか?

では何を与えたら良いのか

 

人も同じですが、毎日カップラーメンという間違いはありますがこれを食べていれば長寿!健康!みたいな絶対はありません。

それぞれ環境や生活、体質が違いますから。

 

ですが、大事な事はあります。

まずは水分補給についてです。

総合栄養食と言ってもドライフードだけでは1日に必要な摂取水分量が少なくなり様々な問題が起こりやすくなります。

 

1. 泌尿器系のリスク増加

尿の濃縮 → 水分不足により尿が濃くなり、膀胱炎や尿路結石(ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石)を引き起こしやすくなる。

腎臓への負担 → 老犬や腎疾患を持つ犬では特に深刻で、慢性腎不全の悪化リスクが高まる。

2. 消化吸収への影響

便秘傾向 → 水分が足りないと便が硬くなり、排便時に負担がかかる。

消化不良 → 水分が少ないと食べ物の分解・移動がスムーズにいかず、胃腸に負担をかける。

3. 脱水・熱中症リスク

犬は人間ほど発汗できないため、水分不足は体温調整がうまくいかなくなる要因になる。

特に夏場や運動時は 熱中症のリスク増加。

水だけを沢山飲んでいるというのも水だけでは吸収率が低く逆に脱水が進んでいるという事もあります。

人が熱中症対策にスポーツドリンクや塩飴を摂取するのと同じ理論です。

4. 皮膚・被毛トラブル

水分不足は 皮膚の乾燥・かゆみ・フケの原因になりやすい。

毛艶が落ち、免疫力が下がることで皮膚疾患の悪化リスクも高まる。

5. 老化を早めるリスク

慢性的な軽度の脱水状態は、細胞の代謝・解毒・老廃物排出を妨げる。

結果的に 老化スピードが速まる、もしくは持病の進行を早める可能性がある。

 

水分補給(ミネラル)を摂取する事によるメリットはとても大きく、水分を多く取る事がダメなワンちゃんはいません。

ドライフードだけでなく、ウェットフードをトッピングする事で水分補給と栄養を補完、栄養の吸収と消化をサポートしてくれます。

食事の水分を意識して与えてみると良いです。

 

そして、ずっと何年もチキン味のフードを与えるのではなく、色んなものを与えてください。

食べた事のない珍しい肉や魚を新奇タンパクと言います

 

ワンちゃんは同じものを食べ続けるとアレルギーを起こしやすいです。
チキン味のフードが主流なのでチキンアレルギーは非常に多いです。

アレルギー対策だけでなく、色んな味のものを与えるのはメリットが大きいです。

☆栄養の偏り防止
☆抗酸化・免疫強化
☆食のマンネリ化対策
☆拾い食い防止

フードローテーションをする事によって“腸が強く”なります。

腸内フローラが多様化。
消化酵素の適応力が上がるので違うものを食べてもお腹を壊しにくくなるのです。

「お腹を壊したから同じものしかあげない」

これは飼い主様の優しさではあるのですが、実際は逆効果で腸が弱くなる原因です。

色んなものを日頃から与えることで腸の筋トレが出来ると思ってください。

すると逆にお腹を壊しにくくなります。

一気に切り替えでなくても1割程度をトッピングする。
というステップを踏んでいきましょう。

犬も本来は肉食で色んな動物を食べて腸を鍛えて来ました。
鶏ばっかり食べているのは自然界ではあり得ない事です。

栄養学は奥が深く「不変の真理」ではありません。

栄養学は時代によってアップデートされる学問です。

だからこそ、療法食や従来のフードだけに縛られず、良質な原材料に基づいたフード選びというものが大事になるのです。

 

アイドッグラティでは、栄養学を学び続けておりお客様のワンちゃんの健康を考えて商品をご提案させて頂きます。

取扱いしているものより他のものがいいと思えばそれを勧めますし、自宅で出来る事があればそれをお伝えします。

 

ワンちゃんのその時の状態を見てご提案をさせて頂きます。

ご相談だけのご来店も可能です。

是非、一度ご来店ください。

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